ヒビロテ!

映画鑑賞記録サイトに登録してみました。

映画に関するツイッター上での自分の発言を、まとめて読めるサイトに登録してみました。

coco
http://coco.to/32483

…近頃ほとんどの件名が「○月○日のツイートまとめ」なので、
こちらでのカテゴリー分けがほぼ何の意味もなくなっている現状を
少しでも打開しようという苦肉の策でございます(-_-;)

まあ必ずしも忠実に連携してくれるという訳ではなさそうなんですが…
音楽や舞台演劇などに関しても、同様のサービスがありましたら
利用してみたいと思っていますので、ご存知の方はご教示下さいませ。


取り急ぎお知らせまで(メールか)。

SUCK, a Vampire Rock Comedy

日本公式サイト(字幕付トレーラーあり)

ベーシストのジェニファーがひょんなことからヴァンパイアになったのをきっかけに、突然人気急上昇の波に乗るマイナーバンド、ウィナーズの面々。
戸惑いながらもヒットのためにと他のメンバーも志願してヴァンパイア化、ツアーの道すがらDJやグルーピー達を文字通り次々と”喰っちゃいながら”スター街道を驀進するものの、やっぱり人間だった頃の生活が懐かしくもあり・・・

イギー・ポップ、アリス・クーパーの二大ロックスターも登場、それぞれに重要な役どころを演じています。



語弊があるかも知れないが、ノリがちょっと『デトロイト・メタルシティ』っぽい(あ、褒めてます)
ホラー要素よりコメディ要素の方が確実に強いですね。 【“SUCK, a Vampire Rock Comedy”の続きを読む】

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

『真夜中の弥次さん喜多さん』

公式サイトはこちら

喜多さんのヤク中を治すため(?!)、そして「リアルを探すため」、大型バイクを駆ってお伊勢さんを目指す(結局岡っ引きに止められ徒歩になりましたが)ぶっ飛びカップルの珍道中。

とにかく、深く考えてはいけません。
多少「あれっ?」と思うことがあっても、ああそういうものなんだなと、悩まず次に進んでいくことです。
クドカンワールドに免疫がなくても、しりあがり寿の原作を未読でも、そうすれば楽しめること間違いなし。

そのお気楽さは中盤以降、(結果的にはいい意味で)見事に裏切られることになるのですが・・・
そして魂の宿を出発する頃には、笑いの質が根本的に変わっていることに気付かされることになります。

意外にもいい芝居をする(失礼)長瀬、七之助コンビに加え、こんなところにあんな人が、といった驚きのキャスティングが随所に施されているのも見どころの一つでしょう。

それも単なるカメオ出演でなくきっちり緻密な配置になっているため、これだけ荒唐無稽なストーリー展開も薄っぺらく感じさせない。
中でも一番驚いたのは、七之助丈の父上が御自ら出演なさっていることでしょうか。
それもあんな格好、あんな役柄で・・・なんだかんだいっても、息子の初主演作はやっぱり嬉しいとみえます。

リアルと夢、男と女、この世とあの世の境界を意識しつつ、いかにそのボーダーを誤魔化し、上手く渡り合っていくことができるか。
笑いの後にふとそんな課題に気付かされる、さらりとしたいい作品でした。


・・・ヒゲのおいらんが夢に出そうで恐いですけれど(笑)

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

『ナショナル・トレジャー』

公式サイトはこちら


久々にヒーロー然とした“表ニコラス”の復活!という点もニコファンとしては嬉しかったのですが(あの怪演ぶりが観られないという意味では、正直ちょ~っと物足りなかったですけれど)さすがに鼠帝国傘下というだけあって眉をひそめるような場面もなく(笑)素直に楽しむことの出来る、子供達にも安心して観せられる作品でした。
・・・ニコの主演作ってマニアックなものが多いので、普段なかなか人様に勧められないんですよね(苦笑)

最初の謎解き自体が“アメリカ合衆国独立宣言書の争奪”というメインエピソードの前提になっているためか、いともあっさりとなされてしまう上に、その場の誰一人として主人公の荒唐無稽な解釈(当然正解だった訳ですが)に疑問をもたないというスタートの不自然さは否めないものの、テンプル騎士団、フリーメイソン、1ドル紙幣の絵柄の秘密といったキーワードの数々と手に汗握る展開には、やはり観客の好奇心を惹き付けてやまないものがあります。

親子の葛藤とかジェットコースター展開とか、明らかに『インディ・ジョーンズ』シリーズを意識した造りではあるものの、『60セカンズ』以来5年ぶりとなるケイジ主演、ブラッカイマー制作の娯楽作品としては、十分満足のいくものだったのではないでしょうか。

勧善懲悪のアメリカンドリーム的ハッピーエンドも、たまには気持ちのいいものです。

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

『1リットルの涙』

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映画の内容については上記を参照して頂ければと思うので、あえてここでは詳しく触れません。
ともあれ、かねてから観たがっていた娘は相当衝撃を受けたらしく、上映館をあとにしてからも暫くの間、いつになく言葉少なに何かを考え込んでいる様子でした。
自分とあまり変わらぬ年齢で発病しながら、それを真正面から捉えて一日一日を丁寧に生きた主人公の姿に感銘を受けたのか、はたまたここ数年で急速に身体の自由を失いつつある祖父の姿を、改めて目の当たりにした思いだったのかは判りませんが。

個人的に何より重く感じたのは、主人公のモデルとなった少女が実際に闘病生活を送っていたのが最近ではなく、自分の高校時代と同じ80年代だったということです。
今も生きておられたとしたら、ほんの少しだけ人生の先輩。

それなのにこの病気に対する現代医学の認識は、20余年を経た今もなお、殆どなんの進歩もしていないのですね。
やはりそれだけデリケートで、症例も少ないということなのでしょうか・・・


テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

「笑の大学」映画版

映画という表現法の性格からして完全な二人芝居にするのはまず無理だろう、よって別の作品として捉えた方がいいかも知れない、との意見を以前書きましたが、ものの見事に覆されました。

かといって、映画の特性を無視しているのでは勿論ありません。
舞台版ではぽつんと置かれた机と椅子だけを目の前に、喜劇作家と検閲官の台詞から観客が想像力のみで再生しなければならなかった諸々を、映画版では映像として効果的に具現化、背景化することに成功していたのですから。

例えば椿(作家)が向坂(検閲官)に「(敵国首相である)チャーチルが握った(日本食である)寿司を食べることができるか」と問われ、「例え(同盟国の)ヒトラーさんが握った寿司でも(不味そうなので)食べたくない」と答える場面。
実は笑いの世界に引込まれつつある向坂が、あくまで検閲の一環である筈の椿との台本直しにいつしか夢中になり、舞台上で演じる自分の姿を思い描く場面。
初めは和やかで華やかだった浅草の繁華街が、次第に戦時下の暗さと緊張を色濃くしていく様子。

いちいち挙げるときりがありませんが、どれをとっても印象的であるのに、決して二人芝居という大原則を妨げる存在にはなっていない点が見事です。 【“「笑の大学」映画版”の続きを読む】

テーマ:邦画 - ジャンル:映画

「デビルマン」

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無理があるのは、最初から判っていました。
・・・とはいうものの。


や、それなりに見せ場もあったとは思うんですよ。
いまいちお金のかけ方間違った感は否めませんが。 【“「デビルマン」”の続きを読む】

テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

「Survive Style5+」

公式サイトはこちら

ふと気付いたのですが、近ごろ日本映画ばかりを選んで観ているような気がします。
それも所謂ベテラン監督ではなく、CMやPVといった違う畑で活躍している、この分野では新人に等しい制作者の作品ばかりだったりする。
それだけに賛否両極端の受入れられ方をするし、確かに従来の映画という枠には当て嵌まらない部分も多々あるのですが、何よりもキャッチーさや斬新さという点において、彼ら「新人」制作者達は、文句なしにプロの仕事を見せつけてくれます。

このSS5+もまた、キムタク&岸辺一徳のパソコンのCMシリーズで有名な、プランナーとディレクターのコンビ(多田琢&関口現)が脚本と監督を担当しています。

極彩色の超現実空間でスピーディに展開される5組のエピソード、正確には4組の愛憎劇?とそれを結び付ける1本の糸。
トレーラーを観るだけでも、その雰囲気は十二分に感じることができるでしょう。
予告編と本編とでは全く印象が違う作品も少なくないですが、流石に短時間勝負のCM制作を本業としておられる方達だけあって、この作品に関しては全くそういったことがありませんでした。

とにかく、どのエピソードもシュール極まります。
交錯する話が多いだけに中には不完全燃焼に終わるものもありますが、その点はキャラクターの濃さで補ってあるという周到さ。
結局は子役に救われるというお約束パターンではあるものの、各々の話がただ荒唐無稽に暴走するだけでなく、一種のハッピーエンドとしてきちんとまとまり、完結している点もまたお見事です。

何が何だかよく分らないままに観る者をいつのまにかその世界に引きずり込み、何となく納得させ楽しませてしまう。
その個性という点において、文字通り映画史の一シーンに生き残っていく作品ではないかと思いました。

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

「SWING GIRLS」

公式サイトはこちら。

娘のたっての願いで、定期試験終了当日の午後に観てきました(笑)

矢口監督だし、後援はCXだしで、確かに流れとか盛り上げ方とかは定石通りだったのですが、その点を差引いたとしても十二分に楽しめる、心が軽くなるような作品でした。

メンバーの一人ひとりが本当に一から特訓をして、見事な演奏をこなすまでに成長しているという点も、物語の流れと一致していて好感がもてます。

前にもどこかに書きましたが、一生懸命に頑張った人がそれなりの手応えを感じて自信を持つという筋書の青春映画(という言葉をあえて使います 笑)は、観ている方にも勇気を与えてくれますね。

ただ一つ、ほんのちょっとだけ心配なのは、これもまた「ウォーターボーイズ」のように、TVシリーズ化されるのだろうなということ。

それなりに面白いものにはなるのでしょうが、やはり映画には映画、ドラマにはドラマでしか描けない話というものがあると思うのですよね。
スクリーンサイズの差はこの際あまり気にならないと思うのですが、短編小説と長篇小説の違いとでもいいましょうか。
連続ものではなく、2時間のドラマスペシャルならいけるかも知れませんが。
・・・なんていいつつ、またきっと観るんだと思いますけれど(苦笑)

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「桜の森の満開の下」/「不連続殺人事件」

新文芸坐の江戸川乱歩映画祭、本日は"その時代"編、坂口安吾の原作もの2本です。

話題にしたことありませんでしたが、実はかなり好きなんです、坂口安吾。
学生の頃、古本屋で角川文庫を一気買いしたり(すぐ絶版になるでしょ角川・・・ぼちぼち復刊されていますが)、ちくまで全集揃えたり。
きっかけは所謂代表作の「堕落論」や探偵物を含む戦後風俗物ではなく、織田信長の青年期を描いた「信長」という作品なのですけれど。

安吾独特の仮名使いや文章運びが好きなせいもあり、映像化されたものを積極的に観ようと思ったことはなかったので、あの名高い「桜の森の満開の下」でさえ、通しで観たのはこれが初めてになります。

以下、今回もネタバレ注意でひとつ宜しく(今更ですか)。


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